私が有限会社設立の時にした事。

メールの整理をしていたら2005年に友人から
「有限会社の設立の仕方を教えて」
と尋ねられたメールに対する、私が送ったメールの返事が出てきた。

今は有限会社は新規で設立はできない。

とても珍しいので、記録としてUPしておこうと思う。:cool:

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方法は、私も一人でできましたので難しくはないと思います。

ただ、必要書類等も多いですし印鑑の区別や押捺場所がややこしいです。

なので、この辺りをしっかり事前に法務局や資料で確認しておくと後がスムーズに運びますので、まめに足を運ぶ事をおすすめします。
もちろん、親切に教えてくださいます。

インターネットでも設立方法の具体的な流れは簡単に情報が手に入ります。
私も少し忘れてしまった部分がありますので確認しながら今書いています。

順序としましては
1.商号を決める
・類似商号が所在地の最小行政区内にあると登記できません。
法務局で類似商号を調べる事ができますので調査しておきます。

2. 印鑑の注文
・登記や銀行で必要になるので早めに作っておきます。
セットで設立用の物が販売されております。
個人の実印も必要です。

3. 事業目的を決め、定款の内容を詰める
・定款には「目的」の欄がありますが、ここに書く記載事項承認においてかなりの制約があります。
法務局で「目的」が事業として正しい記載であるかどうかを相談できますので時間をかけて慎重に取り決めた方が良いです。

なぜなら、次に出向く「公証役場」で思わぬ修正があったり認証されて法務局に登記に行っても、不受理となる場合があるそうです。
不受理となっても、公証役場で支払う収入印紙代40,000円と認証手数料50,000円は返ってきません。

定款には、決算日、取締役についての記載など決められた事項があります。
雛形はインターネットや書籍等で手に入ると思います。
書き方や印鑑捺印部分など細かい方法も確認されてください。

4. 公証人による定款の認証手続き
・公証役場に出向き定款を認証してもらいます。
必要なものは
・作成した定款3部
・個人の印鑑証明
・個人の実印
・認証手数料50,000円
・謄本交付料250円
・収入印紙40,000円分

このとき、公証役場に出す定款表紙裏に収入印紙40,000円分を貼るのですが、間違えるといけないので、出向いてから尋ねてそれから貼っても良いです。
色々な修正を求められる事もありますので、定款をもう数部とか念のため印鑑証明をもう一通取るなどしておくのも良いと思います。

5.出資金払い込み予定の銀行の取引担当者か係りの人に有限会社を
設立する旨をし、備え付けのある「出資金払込委託書」を貰っておきます。

取締役決定書の作成もここで行っておきます。

6.「出資金払込委託書」に必要事項を記載し個人の実印を所定の箇所に押印します。
記載が終われ ば金融機関に出資金の払込に出向きます。
持参するものは
1.出資金払込委託書
2.定款の写し
3.取締役決定書(作成が必要)
4.印鑑証明書1通

有限なので300万円〜となります。

7.法務局に登記に出向きます。下記は法務局によっても若干違うようですので事前に必要書類を確認されたり、必要な印鑑の押捺場所を確認された方が良いかと思います。
※特に、押捺する印鑑は「会社印なのか個人実印なのか」がまぎらわしいので必ず確認してください。

1.有限会社設立登記申請書
2.6万円の収入印紙を貼った用紙(1.にホッチキスでとめてある)
3.定款(謄本)
4.調査報告書
5.出資払込金保管証明書
6.登記用紙
7.印鑑届出書(印鑑紙と印鑑証明書とを貼る)

8.会社設立の日付は受理の日付となりますので、大安などを希望する場合は日時の調整をされても良いかと思います。

9.各種届出
法人税などの届出が必要です。青色申告にする場合年度の期限がありますので確認されてください。

以上、大体の流れです。抜けてる部分もあるかもしれませんのでその辺りは先方様でご確認くださいね。