オリンピックも最終日、テレビをつけたままウトウトしていたら
「なんという事が起こったのでしょう!」という(うろ覚えですが)大きな声で
目が覚めた。
テレビを見ると、トップを走っている選手が面白い格好(に見えた)の男に
押し戻されるように沿道へと連れていかれているではないか!
「な、何事!」わが目を疑った。こんな事が起きるなんて。
でも、周りの観客が逞しくも選手をすぐに助け出してくれた。
助け出されたデリマ選手。でもやっぱりショックは隠せない。
「ゴールまで頑張れ、頑張れ」と祈る。でも、ペースはぐんと落ちてしまい、結局3位となった。
けれど事件よりもっとびっくりしたのは、デリマ選手のゴールの時の表情だった。
「きっと、無念な表情だろう」誰もがそう思っていたと思う。
でも、その時の表情は、本当に爽やかでスポーツマンシップという言葉を思い出さずには
いられなかった。
インタビューでも
――もし事件がなかったら勝っていたと思いますか
分からない。でも状況は変わっていたはずだ。あの後はレースに集中することが
できなくなった。最後まで走り切るのは非常に困難だった。オリンピック精神を見せて、
メダルを勝ち取ったんだ。
――事件についてだれかを責めることはありますか
それはない。今回の五輪の運営は非常にうまくいっていた。今回のような事件は、
どこでも起こり得ること。ただ、それがマラソンレースの最中に起こったというだけだ。
こういった前向きで、自分を肯定していく気持ちって本当に素晴らしいと思う。
誰のせいでもない、そして自分も精一杯できて幸せ。
こんな豊かな気持ちの持ち方。。。。見習いたいけれど私にできるだろうか。:smile: